9月3日に北朝鮮が水爆の実験に成功したと
朝鮮中央テレビで発表した。
この水爆実験はICBM(大陸間弾道ミサイル)に
搭載するためのものだという。
日本の防衛省は北朝鮮での人口的な揺れを探知
以前の核実験の時より揺れが大きいことから
核実験をしたのは事実と見ているようだ。
気象庁の観測でマグニチュード6.1
少なく見ても10倍ほど大きくなっているらしい。
これが事実なら北朝鮮の記述は
すさまじいスピードで進化してるといえる。
核開発が相当進んでいる可能性が高いとして
水爆の実験だったかどうかを含め
分析を急いでいるようだ。
今回の、ICBMに搭載するためのものという
北朝鮮テレビの発表だが
果たしてICBM(大陸間弾道ミサイル)の
射程距離や精度はどれくらいのものなのだろうか
今回は、ICBMについてリサーチしてみたよ!
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ICBM(大陸間弾道ミサイル)の射程距離
ICBMとは有効射程が超長距離で
アメリカ大陸とユーラシア大陸のように
海を隔てられた大陸間を飛ぶことが出来る
弾道ミサイルだ。
定義として射程距離が5500㎞以上のものを
ICBM(大陸間弾道ミサイル)とされている。
射程が超長距離を飛行するため
高度も1000~1500㎞ほどにもなるようだ。
通常の射程距離は8000~10000㎞にまで達する。
今回の朝鮮中央テレビでの発表は
核開発の技術が向上したことと
アメリカさえも核の射程に入ったという
理由も込められているのだろう。
ますますうかつな行動は
アメリカとしても出来なくなってきた。
正直、ここまでの射程距離なら
アメリカだけではなく
ほとんどの国が北朝鮮の核の脅威に
さらされてると言えるだろう。
ICBM(大陸間弾道ミサイル)の精度は
ここまでの飛行距離なら精度は悪い
イメージがある。
当初のICBMは命中精度が悪く
目標地点からの誤差半径が3㎞ほどあったようだ。
しかし、現在のICBMはアメリカを先頭に
急速に改良が進み今では誤差半径が100mほどにまで
改良されている。。
北朝鮮の核弾頭も小型化がされている可能性もある
したがってICBMに搭載された場合
軽量にもなるので制度も今までよりは
上がっている可能性がある。
誤差半径の100Mはアメリカの技術なら
これくらいだということらしい。
北朝鮮に同じ技術はさすがにあるとは
思えないから誤差半径はこれより広くは
なるだろうけど、搭載されているのが
核弾頭なら誤差半径など関係ない。
壊滅的な被害になってしまうだろう。。
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ICBMを打ち落とせないのか
ICBM(大陸間弾頭ミサイル)は
ロケット噴射の加速で数百キロの高度まで
上昇していく。
その間に速度や飛行角度を調整して目標地点が
決められる。
燃焼を終えたロケットエンジンは切り離され
弾頭だけが無誘導のまま飛行する。
砲弾そのものの進路や速度は変える事ができないので
ロケットエンジンがついている間に調整するのだ。
ロケットエンジンが切り離された弾頭は
慣性によって飛行するのだが
高度1500㎞まで達していて、そこから
地上に向けて落下してくるので
かなりのスピードで落ちてくることになる。
アメリカは迎撃するシステムの開発を進めているが
音速をも超えるスピードの弾頭ミサイルを
打ち落とす技術がない事はないが
まだまだ、進歩させないと正直むずかしいだろう。
本土に落ちてしまう可能性を考えたら
怖すぎるだけにミサイル迎撃の技術を
はやく整えることが重要になってくる。
まとめ
今回は、北朝鮮の水爆実験の報道を見て
ICBM(大陸間弾道ミサイル)の
射程距離や精度が気になったので調べてみた
正直、核開発の技術が向上しているとして
発射技術はどうなのだろうか。
当然、軍資金もかかる話だろうから
金銭面的に大丈夫なのか・・・
アメリカほどの技術がないにしろ
北朝鮮のICBMの精度はどれくらいなのか
そもそも、発射できる技術がないと
以前まで言われていたのに
進歩するスピードがけた違いに早いのも気になる。
ここまでくると北朝鮮に発射する技術がない
などと考えるのは大変危険だよね。
核開発、ミサイル発射技術は
飛躍的に向上していると考え
それに対して対応していかないと
とても危険である。。
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